4日目 世界遺産アルベロベッロ観光
                                                                   
                                                                    世界遺産マテーラ観光
                               
                                昼食後、ローマへ


                                  イタリアの形はブーツに似ているが、アルベロベッロはそのかかとに位置する。オリーブ畑やアーモンド畑が続く中
                白い家並みが見えてくる。  1996年に世界遺産に指定されてる。

                             アルベロベッロとは、「美しい樹」という意味。
                この町に高い円錐形の屋根を持つトゥルッリTrulli(単数形はトゥルッロTrullo)があることで有名だ。
                私は「世界不思議発見!」でこのトゥルッリの存在を初めて知った。 かなり遅いほうだ。
                このトゥルッリと呼ばれる形の家には、誰もが驚くに違いない。

                 構造は、モルタルなどの接合剤は使わず石を重ね、屋根も平らな石を積み上げただけ。
                簡素な構造のため本来の住居として見なされなかったトゥルッリは、領主が好きな時に壊して小作人を追い出すことが
                できたから好都合だったとか、あるいは税金を逃れるためにいつでも簡単に壊せるような家にしたのだと言われている。

                 帰国後に、ネット上の旅行記で世界遺産に登録される14年も前の1982年に訪れた人の写真を見た。白い漆喰も薄汚れた
                ところが多く、屋根に描かれた文字も当時はなかった。16世紀ころは、シンボルマークがあったかもしれないが、少なくとも
                1982年にはなかった。世界遺産に指定されたとてありのままであって欲しいものだ。
                それにしても夫は、あのシンボルマークを「後からつけたものみたいだから」と関心を示さなかったのには今更ながらビックリした。

                朝8時、徒歩にてトゥルッリを目指してホテルから出発。朝一番がよかったのか観光客は私たちツアーだけだった。
                                                                                 

   おとぎ話の家のようだ      いい感じです〜
        井戸への雨水導入口    
    展望台からリオーネ・モンティ地区を一望する
  土産物屋が並ぶモンティ地区を歩く                    日本人女性がイタリア人と結婚して土産物屋を経営している店に案内され屋上で撮影できた
オリーブオイル・アーモンド菓子・パスタ・イチジクなど買った
←車窓から
  
 オリーブ畑が続きます

 次の目的地マテーラまで1時間30分のドライブ 


                                                    

                           マテーラの洞窟住居                          

                                        マテーラは、サッシ(岸壁を意味するサッソの複数形)と呼ばれる洞窟住居の残る町。
                 グラヴィナ渓谷周辺の石灰岩の侵食により造成されてできた洞窟に、8〜13世紀にかけてギリシャから修行僧が移住してくる。
                 16世紀、マテーラでは商業と農業が繁栄するが貧富の差が生まれ、裕福な人々は高台に住み、貧しい人々は洞窟に住むという
                 社会構造を生み出してしまった。

                 第2次大戦後、サッシには小作農民が住んでいた。当時は電気も水道もなく、貧しい、現代文明から取り残された人々の住居であった。
                 人間と家畜が同居していることの衛生面が問題にされはじめ、イタリアの恥だということになった。
                 1952年、サッシの住民をイタリア政府により強制的に移住させられる。

                 近年、洞窟住居の歴史的遺産として再認識され、無人のサッシ地区の荒廃を食い止め、住民を呼び戻そうとする動きが行われている。
                 1993年、世界遺産に登録。


                 高台からの眺めは、ガスがかかり、まるで廃墟のようだった。町に色彩が乏しい。

   サッソ・カヴェオーソ地区        
   1993年、世界遺産に登録     高台から降りていきます
   洞窟教会が大きく見えてきた      サンタ・マリア・デ・イドリス教会       岩に貝が。。
    排気口        洗濯物が・・・
  サッソ住宅を再現した資料館前にて  ヴィコ・ソリタリオのグロッタの家
    1956年までは住居として使われていたそうです     天井が洞窟に見える
  おまるの中身は川に捨てる?     こんな奇麗ではなかった筈    唯一の明り取り窓
   家畜や農耕機具まで展示されている   サッシの眺望通り    グラヴィーナ渓谷    グラヴィーナ渓谷の崖の上
   資料館の上はサンタ・マリア・デ・イドリス教会     対岸には旧石器時代の洞窟が
   サン・ピエトロ・カヴェオーゾ教会 この教会の隣にはエローネ山上に岩をくり貫いて作られた
サンタ・マリア・デ・イドリス教会
     広場から   サン・フランチェスコ・ダッシジ教会(高台の新市街地)
         緑色のドアが目立つ     遠くにドゥオモが
     裕福な人々が住む高台か    昼食をとった洞窟レストラン
    なすのペンネトマトソース     ポークソティ ポテトのから揚げ        ケーキ


              メル・ギブソン主演の映画「パッション」(2004年)
              ゴルゴダの丘のシーンは、この町で撮影された(昔のエルサレムの面影が残っているため)   

            昼食後は、ローマへ (約460q・約7時間)
            ホテルにて夕食です。

   ワインをいただきました    カルボナーラ
    チキンだったか? ポテトから揚げ    フルーツポンチか



                旅行記表紙             旅行記menu

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送