2008/07/16〜18
7月に入ったある日、ニュースで京都の祇園祭を放送していた。
山鉾巡行は17日に行なわれるという。
唐突に夫が祇園祭を見に行こうと私を誘った。
しかも新幹線ではなくJR全線普通・快速列車を乗り継いで行こうという旅だ。
なので、日程は16日〜18日、2泊3日の旅となった。
当然、宿も京都でとれる筈もなく大阪となった。
やれやれ先が思いやられる、果たして夫婦珍道中の旅となった。
1日目、6時22分発浜松行乗車、ホームには早朝にも拘らず出勤する?人々が見られた。
浜松、豊橋、大垣、米原と乗り継いで京都に12時半過ぎに到着。
駅ビル内の寿司屋でランチ980円を食した。
ネタも小さく乾いていて値段の割には旨くなかった。
小腹を満たし、どこのお寺に行こうかと駅前をうろうろ。
ろくに下調べもせず、出たとこ勝負なのでなかなか決まらない。
結局、清水寺へ行くことにした。
夫婦共、修学旅行以来の清水寺で初めてのような新鮮な印象だった。
清水寺 |
清水寺を出た後、大阪へ向かうには、時間に余裕があった。
どうしようか、、、とりあえずバス停を探している途中、高台寺の案内板が目に留まった。
行ったことがなかったので急遽その足で高台寺に向かった。
撮影禁止だったので写真はない。
趣のある建造物、美しい庭園、高台寺に寄ってよかった。
2日目、宿を6時半頃出発。大阪から快速に乗り35分ほどで京都に到着。
地下鉄に乗り換え、四条駅から目差す方向は同じと思われる人の波についていった。
そこは正に四条通りであり巡行の先頭を行く長刀鉾の雄姿が見えた。
鉾の構造 重量:12トン 高さ:地上から鉾頭迄約25m 地上から屋根迄約8m |
車輪:直径2m前後 曳く人:30人〜50人 詳細については、専門のHPにお任せします。とか何とかいって お茶を濁したりしています。(^o^)/ |
二階の高さから飛行機の搭乗口のような感じのところから入ってきます | 生稚児が乗る唯一の鉾であり「しめ縄切り」で巡行が始まる |
稚児が3人並んでいます | てれるなぁ〜 |
辻まわし:山鉾自体には方向を変えるための舵がないので、車輪の下に割り竹や棒を 敷き、水をかけ、横から引っ張って車輪を滑らすことで方向転換します。 |
囃子方・音頭取り・曳き手のタイミングを合わせて行なわれる 迫力がありました |
辻まわしは巡行の見せ場のひとつ | |
3回ほどで方向転換してました | |
船鉾の辻まわしが始まるところ | |
車方の皆さん、格好いい!! | |
「動く美術館」と呼ばれるの分かりました | |
懸装品(かけそうひん)は毎年新調や復元製作が行なわれるそうです | |
ラクダの織物が美しい(鈴鹿山) | |
裃を着ている方以外はみな外人さんでした、さすが京都ですね | 2回、回ってくれて拍手喝さい!! |
最終(32番)南観音山 | |
音頭取:お囃子と車の操作の上に立つ指揮者4人(辻を曲る時のみ) |
昼食後、大徳寺に行くことにした。それにしても京都の夏は暑いですね。参りました。。。
京都 紫野にある大徳寺。いくつもの寺院からなる。
その中の瑞峯院、高桐院を訪ねた。
寺号、瑞峯をテーマにした蓬莱山式庭園 独座庭(方丈前) | 入道雲のよう、暑くてたまりません・・・ |
方丈内の襖絵は、世界的名山、北朝鮮の金剛山を描かれています | 延べにして三十三間に及んで大自然の雄大さを描かれている(野添平米画伯) |
高桐院、表門 | そうだ 京都、いこう のポスターとなった地。 |
一直線の参道 | 鍵の手になった唐門を望む敷石道 |
楓樹を主として竹や松などの庭園 | 夏の青葉からの木漏れ日もまた美しい |
秋の紅葉もさぞかし素晴らしいことでしょう | 熊笹の緑も美しい |
細川忠興三斎公、ガラシャ夫人の灯篭墓石 | |
松と竹林、美しい・・・ 青葉の清冽 |
3日目。せっかく大阪まで来たのだからと日本橋駅で降りて道頓堀方面を散策。
何としてもホンマモンのたこ焼きを食べたくてキョロキョロしていると“タコヤキ座”という店にたどり着いた。
お腹もすいていなかったけど、とりあえず食べなくちゃあ・・・
クリーミーで初めてのたこ焼きの味だった。
偶然だったが、このたこ焼き屋のそばに「なんば吉本花月」の劇場があった。
観たいところだが今回は仕方あるまい、諦めた。
実物をはじめて見た! | 大阪って面白いね・・・ |
夜の街、宗右衛門町(朝だから歩ける) | 道頓堀交番 |
橋下知事、どうするんでしょう・・・ |
今回の京都の旅は、往復JR全線普通・快速列車を乗り継いだことが新鮮だった。
思っていたよりも快適だったからだ。乗換えが気分転換になり、ホームを歩くだけでも気持ちが和んだ。
豊橋〜大阪までは快速だったので苦ではなかった。加えてシートは2人掛け、車内は清潔、トイレもついていて
サービスが行き届いていた。
やはり競合会社と張り合っていかなければやっていけないからだろう。
JR東海さん、熱海〜豊橋間のサービスも考えてくださいな。
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