2004/10/29撮影
     どちらの地方が元祖なのか知りませんが、江戸時代から伝わる風習で、桃の節句に、
     はぎれで作った縫いぐるみを竹ひごの輪から赤い糸に下げて雛壇飾りの両側につるします。
     初節句を迎える娘の無病息災、良縁を願い、お祈りする飾りだそうです。
     このつるし雛は、私の仕事の先輩でもあり友人の武田セツ子さんの作品です。
     ひとつひとつの縫いぐるみを撮りました。
     布地も綺麗で、縫いぐるみの仕上がりも美しいです。御覧ください。


:邪気、悪霊を退治。桃の実が女性を象徴し、女の子の厄払いとも言わ
   れる。また多産を象徴します。
俵ねずみ大黒様のお使いであるネズミは金運もあり霊力があるといわれる。
      俵は五穀豊穣の意もある。
 さる:厄を去る。  かざぐるま
 だるま:七転び八起きで福を招く縁起物。  :花のように可愛らしく。
這い子人形:這えば立て、立てば歩めの親心。この健やかな成長を願う。  にんじん:滋養がある。
 大根:毒消し。  巾着:お金がたまるように、お金に困らないように。
 うさぎ:赤い目のウサギは呪力があるといわれている。  うさぎ:神様のお使いともいわれる。
 :長寿の象徴。  
 ほおずき:女性のお守りとされている。婦人病の薬効。  金魚:赤い色は魔除けの色。
 ハト:神の使いともいわれる。ハトはむせないともいわれ、お乳を飲む
     赤ちゃんに合わせてもいる
 三番叟:祝い事につきもの。
 草履:足が丈夫になるように。  手まり
 なす  三角:香袋、お香は貴重品。気を静める香は薬代わりでもあった。
 ピエロ  ピエロ
 :栄養素が多く、滋養がある。  :長寿の木、厄払いの効もあるとされている。
 座布団:赤ちゃんサイズの専用の布団。      つるし雛
     つるし雛      つるし雛

    *武田セツ子さんの作品を紹介させていただきました。

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